呼吸と慢性疲労
慢性的な疲れ!
今日は「呼吸」について 「はく すう」と書いて、こきゅうと呼びます。
吸って、吐いて・・・ まず息する 呼吸は⁇ 吸ってですか それとも、吐いてからですか。
漢字で書くときは、先に、吐くと書いてから、そして吸うという字を書きますよね。
間違えても、すうにはくとで 吸呼とは書きません。
でも 私たちは焦ったり、不安になるほど、吸うことばかりに、意識は集中してしまいます。息を吸うことばかり集中しているとさらに苦しくなり、またさらに吸ってしまいさらに苦しくなります。
苦しい・・・・こういう時は先に息を吐けば、肺に容量ができて 息は勝手に入ってくるので呼吸は楽になります。なんといっても気持ちが落ち着きます。
空気を吸う行為だけではなくても、先に得ようとするほど 入る容量や場所がなくて なかなか入ってこないなんてことないでしょうか。
一般的には“過呼吸”と呼ばれている過換気症候群。ストレスや極度の緊張状態で過呼吸になり呼吸が乱れて体内の二酸化炭素濃度が減ることで発生します。通常は一定に保たれている体内の酸素濃度や二酸化炭素濃度ですが濃度が減ると体全体が“アルカリ性”に変化します。
濃度の変化によって、「呼吸困難」「呼吸が早くなる」「めまいや動悸、手足のしびれやけいれん」「硬直・意識消失」などさまざまな症状の原因につながるようなのです。
そしてさらにその症状が新たな心的ストレスになり、負のサイクルを生み出して過換気症候群はどんどん悪化するとのこと。最終的に一人では解決するのが難しくなってしまいます。吐き出すこと。入れることも大事ですが、まず 吐き出す必要があります。
感情にも当てはまると思います。